「この仕事向いてないかも」と思った日に
仕事をしていると、ふとした瞬間に思うことがあります。
「この仕事、向いてないかもしれない」
ミスが続いた日。周りの人がうまくやっているように見える日。自分だけ取り残されている気がする日。
そんなときは、「辞めた方がいいのかな」「自分がダメなのかな」と考えが止まらなくなります。
でも、あるとき少しだけ整理できたことがあります。
今日はその話を書きます。
仕事が向いていない気がするとき
仕事が向いていないと感じるときは、だいたいこんな状態でした。
・ミスが続いている
・仕事のスピードが遅い
・周りと比べてしまう
・自信がなくなる
そうなると、「この仕事向いてない」という結論にすぐたどり着いてしまう。
あとから思うと、それは「疲れている日の結論」だったこともありました。
でももちろん、本当に向いていないと感じることもあると思います。
仕事の相性って、実際にやってみないと分からない部分もあるからです。
「向いてない」と思うこと自体は、別に間違いではないと思います。
ただ、その結論を一番つらい日に決めなくてもいいと思うようになりました。
「向いてない」と「慣れてない」は違う
少し落ち着いて考えると、こんなこともありました。
・まだ経験が少ない
・慣れていない作業が多い
・相談できていない
つまり向いてないのではなく、まだ慣れていないだけのこともあります。
仕事は、最初から得意な人のほうが少ない。
少しずつできることが増えていくものだと、後から気づきました。
私の場合
私は仕事で、「自分はこの仕事に向いてないんじゃないか」と悩んでいました。
社外の相談窓口に電話して、毎週末、話を聞いてもらったことがあります。
そのときに言われたのは、「ちゃんと相談していること自体が、仕事を続けようとしている証拠ですよ」という言葉でした。
それを聞いたとき、「あ、自分は逃げたいわけじゃないんだ」と思いました。
「好きなことを仕事にするべき?」と悩んだ
向いてないと感じると、「好きなことを仕事にしたほうがいいのかな」と思うこともありました。
でも話しているうちに、
・仕事は生活のためのもの
・好きなことは別にあってもいい
そういう考え方もあるんだと気づきました。
無理に答えを出さなくてもいい。
それだけで少し気持ちが軽くなりました。
今の自分がやっていること
今は、「この仕事向いてないかも」と思う日があっても、すぐ結論を出さないようにしています。
その代わり、
・今日は1つ報告してみる
・1つ確認してみる
・席に座るだけでもOK
そんな小さい行動だけやるようにしています。
そうすると、少しだけ前に進んだ感じがします。
向いてないと思った日に
もし今、「この仕事向いてないかも」と思っているなら、すぐに答えを出さなくても大丈夫です。
疲れているときは、考えが極端になりやすい。
まずは、
・少し休む
・誰かに話す
・できたことを1つ数える
それだけでも、景色が少し変わることがあります。
小説『きりこについて』(西加奈子)で、こんな話がありました。
主人公は、小学校高学年のある日、好きな人に「ぶす」と言われてしまいます。それまで両親に「かわいい」と言われて育ってきたのに、たった一つの言葉で、周囲からの評価に自分の見え方が揺らいでしまう。
でも後になって気づくのは、外見はただの“入れ物”でしかないということでした。
これは、仕事の「向いてないかも」という感覚にも少し似ているかもしれないです。
誰かの言葉や、そのときの環境で、自分の評価が大きく揺れてしまうことがある。
仕事って、自分のほんの一部でしかないんだと思います。
いわば「入れ物」のひとつみたいなもの。
だから、その中での評価だけで、自分の全部を決めつける必要はないし、誰かのことも、そこだけで判断しなくていいのかもしれません。
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